TREZORは本家のサイトからの購入の場合、15日間であれば全額返金対応をしてくれます。故障かどうか?到着時に欠陥や不具合があったとみなされた場合交換品を発送してもらうことが可能です。しかし、多くの人はamazonなどから購入していることがほとんどのため、おそらく通常の返金対応は難しいと思います。
まずは上記を確認しましょう。たいていのトラブルがこちらの4つに当ります。
これは意外と盲点なのですが、TREZORはUSB3.0では動きません。新しいパソコンでUSB3.0での接続しかできないという人はそのパソコンではTREZORは使えないです。TREZORの接続はUSB2.0のみ対応です。
よくありがちなのですがマイクロUSBだから同じものやコードが長いものでいいかな?と思ってスマホなどのマイクロUSBを使ってしまう人がいますが、それも不具合の原因です。他メーカーのものを接続しても電源はつきますが、途中でうまく動作しないことがよくあります。コードが短くて使いにくいですが必ずTREZORに付属のUSBを使いましょう。
次に多いのがパソコンをつけっぱなしにしている人で後ろで何かソフトが動いていたり、アップデートなどが滞っているとうまくTREZORがアプリと同期できません。再起動して使えるようになることがほとんどなので試してみてください。
次にLedgerのウォレットアプリやマイイーサウォレットなどが開いていないか?確認しましょう。ウォレットアプリは自動的にUSBの本体にアクセスしようとします。電話が通話中になるように複数のアプリがUSBの端末にアクセスしようとすると混線してうまく動きませんので気を付けてください。
まず動かなくなったら動作テストをしてみましょう。もちろん、この動作テストをする際には秘密キーもきちんとあるかどうか確認してください。ビットコインなどの資産が入っている状態で秘密キーがなく、動かなくなった場合はその資産はなくなったも同然です。
動作がおかしいなとおもったらブートローダーモードに入ってサポートを受けます。まずはChromeのTREZORウォレットを開きましょう。TREZORをパソコンにつなぐ際に本体の2つのボタンを両方押したままにして差し込みます。差し込んだら両方のボタンを手放します。ボタンが正常に作動している場合はブートローダーという画面が表示されます。
ファームウェアが最新のものでない場合、アップデートをすると動く可能性があります。
ChromeのTREZORアプリのウォレットが反応しない場合はTREZORウォレットをいったんChromeから削除して再インストールするか、ベータ版のTREZORウォレットを試す方法があります。どちらにしても秘密キーさえあれば、TREZORの中身の資産が消えることはありません。アップデート中にプラグを抜いてもデータが消失することはありません。
取引所は銀行ではありません。銀行や証券会社の口座とは全く違う存在です。仮想通貨は実体のない資産です。取引所のセキュリティ、ご自身のメールアドレス、パスワード、2段階認証の管理と設定は重要です。送金間違い等のセルフゴックスもすべて自己責任です。仮想通貨とブロックチェーン、ウォレットの仕組みを理解して安全に保管、管理しましょう。
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